移動スーパーが重宝される時代になりました

今各地で移動スーパーが増えています。移動スーパーのルーツをたどると行商に行き当たります。買い物する店の無い山間部などを行商の人が巡回して販売していました。今は道路事情がよくなり、過疎地からは住民は次々都市部へ引っ越していきます。その為人口は減り、唯一逢った小売店も存続が無理となり廃業しています。さらに都市部でも高齢者の一人住まいが多くなり、交通の手段もなく、買い物に行きたくても行けない人が増えています。そこに目を付けたのが量販店でした。軽自動車の保冷車に商品を積み住宅地を回りました。更にはバスで過疎地を巡回し始めました。始めた当初は採算が合わない路線もあったようですが今では逆にフランチャイズ制を取って移動スーパーのオーナーを募集しているほどです。

この現状を見ると今の日本は都市部と過疎部の格差が大きくなっているのがわかります。戦後の状態に逆戻りしたような錯覚さえ覚えました。もう一つは高齢者の独り暮が増え続けているということです。昔は三世代一家が普通でしたが、今やすべての世代が独立しています。これらは先進国特有の弊害だと思います。移動スーパー人気にあやかるのもいいですが、何か大切なものが失われているように思えました。過疎と高齢化社会という二つが今後の我が国の大きな課題であると思いました。