![]() <会員日記バックナンバー> ●ヒュウガミズキ篇――平成17年4月 無沙汰仕り日記 4月 2日(土)01時35分25秒 新年度とあいなり、拙者、契約藩士としてお仕えしております所の某出版国某制作藩へ出勤いたしましたところ、我が藩の領土が大幅に縮小しておりました。それまでその国土の内地9州あるうちの1州のうちの4分の1地方のうちの半分を領有しておりましたのに、半減でございました。減封でございます。7万石が3万5千石くらいになったとでもいいましょうか。あるいは、高祖時代の郡国制度が武帝時代の郡県制度になったような気分でございます。 同じ地方にありました企画某藩の領土は転封となりて、よその州へ移され、その藩との間にありました小規模の某編集藩の領土が一気に拡大し、同地方の4分の3を領有するまでになりましてございまする。兵数も一気に数倍にふくれあがり、藩主は、おそらく、対外出版戦争による戦功の多大なるをもって加増と相成ったのでございましょう。からの国で申せば、ただの西域都護が、列侯・仮節・車騎将軍・京兆尹中二千石にでもなったと言ったところでしょうか。 拙者は契約藩士ゆえに身分も低く、不安定にてござるが、逆に廃藩置藩の一喜一憂もなく、領土変遷の様と、藩士らの異動は、まこと不思議なる光景にてござった。ま、拙者の場合、藩士の方々よりも、浪人となる可能性はある故、より大変と言えばそうかもしれませぬが。 一覧に戻る 目次へ |