うりづん日記電腦版

<第4章 文芸うりづん>

附論1.ボードゲームに見る歴史



 ここでいうボードゲームとは、80年代に突如として流行したシミュレーションゲームのことを指しています。
「シミュレーション」という言葉が現わすように、これらは現実に起こった出来事をゲームとして再現するというコンセプトだったのですが、主として戦争、特に第2次世界大戦をメインテーマとしたため、別名をウォーゲームとも称します。実際、アメリカを起源とするこのゲームは軍隊において図上演習の一つとして利用されたほどですが、これらシミュレーションゲームはやがて第2次世界大戦にとどまらず、あらゆる歴史時代の再現へと向かうようになりました。
 これらのシミュレーションゲームはその性格上、当初プレイヤー2人による対戦形式――ちょうどチェスや床几のように――をとっていました。しかし“歴史の再現”という方向が発展するにつれて、または遊技としての性格が強調されるようになると、多人数による競技(いわゆるマルチプレイヤーゲーム)や、一人専用(ソロプレイゲーム)なども見られるようになります(今日ではシミュレーションゲームというとコンピューターによるものだという認識が当たり前のようですが、もともとコンピューターゲームというものは、特にこの「ソロプレイ」という問題に対する回答の一つとして発生したものなのです)。
 本章においては、これら“歴史の再現”を目指したこれらのシミュレーションゲームたちを列挙してみることにします。

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 基本的には本論「マンガに見る歴史」に準じます。しかしながら書籍とは違い、これらゲームにおいては同一ジャンルを扱い、タイトルも同一であったりすることがままありますので、ここでは出版社名を挙げることにし、ライセンス生産など判明しうる分については「/」で区切って挙げておきます(前者がオリジナル)。
 また当然のことですが、ここに挙げた作品は作られたもの全てを網羅しているものではありません。あまりにも作品の多い時代などは(例えば第2次大戦とか)その時代全体を再現しているものを挙げるにとどめている場合もあります。


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(みなじり)


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