![]() <第4章 文芸うりづん> 日本の作品リスト |
アフリカ大陸を起源とする現生人類の祖先は移動を開始、それ以外を起源とする人類と激しい生存競争を経て各地へ分散していきます。その頃は大陸と続いていた本邦ですがそのせいでしょうか、この時代の文明水準は全世界的にほぼ同一であり、地域的特性という点で目立ったものはほとんどありません。 園村俊一『ギャートルズ!』 -/-/- |
世界史的には新石器時代に属します。およそ1万年前に大陸から切り離された本邦が、その地理的要因によって独自の生活様式を創造していきます。狩猟採集が主流とはいえ、前代と比べてはるかに定点型の社会になっており、後半では農耕生産へと移行していきます。 高室弓生『縄文物語』 ★/★/- |
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海を隔てた文明国、中国および朝鮮の文物が流入することで、日本人が一つにまとまりはじめる時代です。集約的水稲耕作と金属加工技術という先端技術を有した渡来人の集落は先住民との交流を通してしだいに大邑化し、都市化しました。それら群出した都市国家は100余国(倭国王帥升)、30余国(親魏倭王卑弥呼)の時代を経て一つの国(倭朝廷)へと統合されていきます。 手塚治虫『火の鳥 黎明篇』 -/★/- |
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倭朝廷によって全土の政治的統合を果たした本邦が、「倭国」から「日本」へと移っていく過渡期的な時代です。仏教・儒教・五経など、大陸の先進文化が渡来人達によって導入されるとともに、古来文化との軋轢も目立ちます。 池田理代子『聖徳太子』 |
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統一国家としての体裁を整えた本邦が、極端な中央集権制と国家仏教という2大プロジェクトを基軸に国際化へと邁進していく時代です。が、いずれともに程なく国家の統制を逸脱していきます。 池田文春/森由民『阿弖流為』 |
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律令期と源平争乱期の2期に分けました。ただし、分類こそ律令期としていますが、平安時代の律令制は混乱・衰退し、荘園制へと移行していきます。 ○律令期 池田文春/森由民『阿弖流為』 ○源平争乱期 上田倫子『リョウ』 -/☆/★ |
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源平の争乱を制した源氏は源頼朝のもと、鎌倉に幕府を開きます。承久の乱以後ついに社会の中心の座を占めるに至った武士は、内部において政権の座を巡って北条氏と他の有力御家人とが内部抗争を繰り返していましたが、その政治闘争を勝ち抜いた北条氏が代々の執権職を占め、一門を繁栄させていきます。 河村恵利『雨の糸』 ☆/☆/☆ |
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混乱の時代です。 河村恵利『火炎』 ☆/☆/☆ |
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元々地方に対する統制力の低かった室町幕府ですが、応仁の大乱以後はついに糾合力を失ってしまい、戦乱の時代へと突入していきます。各地に割拠する地方勢力はやがて独自の領内法(分国法)を制定、政権化していきます。 井荻寿一/鳴海丈『伝鬼活人剣』 ☆/-/★ |
●江戸時代 関ケ原合戦によって政権を手中にした徳川家康は征夷大将軍に就任、江戸幕府を開きます。その行為は実力者なき主家豊臣氏との確執を生みますが、両度にわたる大坂戦役によってこれを滅ぼし、政権を盤石のものとします。 ○確立期 赤石路代『AMAKUSA1637』 ○前期 石川サブロウ/土岐正造(シナリオ)『ひょぼくれ文左〜鸚鵡籠中記より〜』 ○中期 川原泉『殿様は空のお城に住んでいる』 ★/-/- ○後期 石森章太郎『佐武と市捕物控』 ○幕末 石川雅之『人斬り龍馬』 |
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外圧という政治的緊張の中、王政復古のクーデターとそれに続く大政奉還によって政権を得た薩長連合は、太政官制度に基づいた新政府を樹立します。戊申戦役を経て一応の政治的安定を見た新政府は各種の近代化政策に着手します。その急進的改革は保守勢力の猛烈な反発に遭いますが、西南の役を最後にこれらを完全に一掃すると、国を挙げてのさらなる近代化を推し進めていきます。 ○明治期 川原正敏『修羅の刻』 ○大正期 いわしげ孝『まっすぐな道でさみしい―種田山頭火外伝―』 ○昭和期 宇河弘樹『妖の寄る家〜昭和霊異記I〜』 ★/-/- |