うりづん日記電腦版

<第4章 文芸うりづん>

1.マンガに見る歴史


日本の作品リスト

●(旧)石器時代

●縄文時代

●弥生〜古墳時代

●飛鳥時代

●大化〜奈良時代

●平安時代

●鎌倉時代

●南北朝〜室町時代

●戦国時代

●江戸時代

●近現代


●旧石器時代

 アフリカ大陸を起源とする現生人類の祖先は移動を開始、それ以外を起源とする人類と激しい生存競争を経て各地へ分散していきます。その頃は大陸と続いていた本邦ですがそのせいでしょうか、この時代の文明水準は全世界的にほぼ同一であり、地域的特性という点で目立ったものはほとんどありません。


 園村俊一『ギャートルズ!』 -/-/-
 ※これ、マンガだったんですねえ。知りませんでした。

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●縄文時代

 世界史的には新石器時代に属します。およそ1万年前に大陸から切り離された本邦が、その地理的要因によって独自の生活様式を創造していきます。狩猟採集が主流とはいえ、前代と比べてはるかに定点型の社会になっており、後半では農耕生産へと移行していきます。
 かつては原始的で野蛮な社会だと考えられていた時代ですが、当時としては驚異的に発達した文明を有していたことが近年の発掘調査の進展で明らかになってきています。約1万年間という期間の中で大きく6段階に変化しつつ、独自の文化を形成していきました。


 高室弓生『縄文物語』 ★/★/-
 高室弓生『ニタイとキナナ』 ★/★/-

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●弥生〜古墳時代

 海を隔てた文明国、中国および朝鮮の文物が流入することで、日本人が一つにまとまりはじめる時代です。集約的水稲耕作と金属加工技術という先端技術を有した渡来人の集落は先住民との交流を通してしだいに大邑化し、都市化しました。それら群出した都市国家は100余国(倭国王帥升)、30余国(親魏倭王卑弥呼)の時代を経て一つの国(倭朝廷)へと統合されていきます。

 比較的作品が多いのは、文献史料こそきわめて少ない時代ですが、考古資料の充実から視覚的イメージはかなり容易に形成可能で、その上「邪馬台国」など知名度の高さからマンガとして描きやすい、ということなのでしょう。


 手塚治虫『火の鳥 黎明篇』 -/★/-
 手塚治虫『火の鳥 ヤマト篇』 ★/☆/★
 藤原カムイ/寺島優『雷火』
 安彦良和『古事記巻之一 ナムジ―大国主―』 ☆/☆/☆
 安彦良和『古事記巻之二 神武』 ☆/☆/☆
 安彦良和『蚤の王』 ☆/☆/☆
 矢吹健太朗『邪馬台(やまと)幻想記』 ★/-/★
 山岸涼子『青青(あお)の時代』
 山岸涼子『月読』
 山岸涼子『ヤマトタケル』

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●飛鳥時代

 倭朝廷によって全土の政治的統合を果たした本邦が、「倭国」から「日本」へと移っていく過渡期的な時代です。仏教・儒教・五経など、大陸の先進文化が渡来人達によって導入されるとともに、古来文化との軋轢も目立ちます。
 近年の発掘調査の進展によって、この時代のインフラ整備が相当の規模であったことが明らかになりつつあります。


 池田理代子『聖徳太子』
 斉藤亜弓『皇帝戦士 斑鳩』 ★/-/★
 山岸涼子『日出処の天子』 ☆/-/☆
 山岸涼子『馬屋古女王』
 大和和紀『天の果て地の限り』

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●大化〜奈良時代

 統一国家としての体裁を整えた本邦が、極端な中央集権制と国家仏教という2大プロジェクトを基軸に国際化へと邁進していく時代です。が、いずれともに程なく国家の統制を逸脱していきます。
 近代化の手本となった国があの大唐帝国ということもあり、きわめて国際色豊かな時代です。


 池田文春/森由民『阿弖流為』
 里中満智子『天上の虹 持統天皇物語』 ☆/☆/☆
 里中満智子『ひさかたの 長屋王残照記』 ☆/☆/☆
 里中満智子『女帝の手記 孝謙・称徳天皇物語』
 手塚治虫『火の鳥 鳳凰篇』 ☆/☆/★

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●平安時代

 律令期と源平争乱期の2期に分けました。ただし、分類こそ律令期としていますが、平安時代の律令制は混乱・衰退し、荘園制へと移行していきます。
 その荘園制の中から現れてきた新興勢力である武士は相互抗争を経て力を蓄えていきました。源氏・平氏の2大勢力に糾合された彼らは、中央政界への進出を果たしていくとともに、互いの存亡を賭けた抗争を繰り広げていきます(源平争乱期)。


○律令期

 池田文春/森由民『阿弖流為』
 岡野玲子/夢枕獏『陰陽師』
 河村恵利『たそがれ時の…』 ☆/☆/☆
 木原敏江『大江山花伝』 ★/-/☆
 木原敏江『鬼の泉』
 木原敏江『夜想曲』
 木原敏江『読み人知らず』
 佐久間智代『都桜』 ★/☆/☆
 佐久間智代『逢坂の関』 ★/☆/☆
 佐藤丸美『春なわすれそ』
※アダルト的描写を含む作品ですが時代の雰囲気をよく描出しています。
 皇なつき『人喰い』
 ジョージ秋山『弘法大師空海』
 高田タミ『華冠の姫―安倍晴明恋語り―』
 高田タミ『華の宴―安倍晴明恋語り―』
 高田タミ『風の初音』
 高田タミ『月宮の舞姫』
 手塚治虫『火の鳥 羽衣篇』 ☆/-/-
 藤澤勇希『将星ノ門』
 村野守美『酒呑童子』
 山岸涼子『笛吹童子』
 山岸涼子『落窪物語』
 大和和紀『あさきゆめみし』 ★/-/-
 湯口聖子『かささぎ日記』 ★/★/★


○源平争乱期

 上田倫子『リョウ』 -/☆/★
 大河原正敏『震天弓張月』 ★/★/☆
 北崎拓『ますらお』 ☆/☆/☆
 木原敏江『青頭巾』
 川原正敏『修羅の刻』
 河村恵利『方塞がりの辻』 ☆/☆/☆
 河村恵利『霧雨有情』 ☆/☆/☆
 河村恵利『衣がえしの君』 ★/☆/☆
 河村恵利『ささめごと』 ★/☆/☆
 河村恵利『竹葉=ちくよう=』 ☆/☆/☆
 河村恵利『布引き』 ☆/☆/☆
 河村恵利『冬の落日』 ☆/☆/☆
 佐久間智代『違えない女』 ★/★/☆
 佐久間智代『風は時を奏でる』 ★/☆/☆
 佐久間智代『らせんは時を越えて』 ★/☆/☆
 佐久間智代『月の船、星の林』 ☆/☆/☆
 佐久間智代『花追慕』 ☆/☆/☆
 佐久間智代『新月の恋』 ★/☆/☆
 手塚治虫『火の鳥 乱世篇』 ☆/☆/★
 手塚治虫『弁慶』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『青の情歌』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『天駆ける星』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『鎌倉以前』 ★/☆/☆
 湯口聖子『銀の翼』 ☆/☆/★
 湯口聖子『昔日』 ★/☆/☆
 湯口聖子『月のほのほ』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『緋の川』 ★/☆/☆

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●鎌倉時代

 源平の争乱を制した源氏は源頼朝のもと、鎌倉に幕府を開きます。承久の乱以後ついに社会の中心の座を占めるに至った武士は、内部において政権の座を巡って北条氏と他の有力御家人とが内部抗争を繰り返していましたが、その政治闘争を勝ち抜いた北条氏が代々の執権職を占め、一門を繁栄させていきます。
 一方で、分割相続の原則による領地問題の複雑化とそれに伴う御家人生活の窮乏化に対して有効な対策を打ち出し得ない幕府への不満は、3代実朝以後冷遇された源氏への期待感となり、倒幕の気運が醸造されていきます。
 その幕府後半期、大陸に興った空前の勢力であるモンゴルとの戦いを強いられた幕府ですが、執権時宗によりどうにかこれを乗りきります。しかしそれは対元戦役の論功行賞というもう一つの問題を生み出してしまい、時宗以後そのいずれにも抜本的な対応をなし得なかった幕府はついに滅亡します。


 河村恵利『雨の糸』 ☆/☆/☆
 木原敏江『桜の森の桜の闇』
 木原敏江『風恋記』
 さいとうたかを/高橋克彦『北条時宗』
 皇なつき『修善寺物語』
 皇なつき『蛇姫御殿』
 李學仁/久松文雄『武と魂』
 安彦良和『安東―ANTON―』
 湯口聖子『海鳴りの歌』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『風の墓標』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『砂の鏡』 ☆/☆/★
 湯口聖子『大地燃ゆ』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『星が振る日』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『夕凪の賦』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『落日』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『流砂の片貝』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『六月の子守歌』 ☆/☆/☆

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●南北朝〜室町時代

 混乱の時代です。
 武家社会の政権交代と皇統正閏問題という2つの懸案事項が、宋学の底流にある強烈な大義名分論の影響で大混乱します(南北朝期)。3代将軍足利義満の時代に南北朝時代はようやく終わりますが(室町時代)、その後も地方の有力武将の反乱が相次ぐなど、政治的には基本的に不安定なまま推移していきます。
 いっぽうで、人口増加とそれに伴って向上した生産力は社会生活に多様性を与え、いわゆる今日の「日本文化」の基礎を芽生えさせます。


 河村恵利『火炎』 ☆/☆/☆
 河村恵利『かりそめ夜叉――伊豆の乱――』 ☆/☆/★
 河村恵利『銀の華』 ☆/☆/☆
 河村恵利『葉隠――将軍・義満の恋――』 ☆/☆/☆
 河村恵利『笛の音色』 ☆/☆/☆
 河村恵利『見果てぬ夢』 ★/☆/☆
 木原敏江『雪紅皇子』
 木原敏江『渕となりぬ』
 木原敏江『夢幻花伝』
 木原敏江『水面の月の皇子』
 坂口尚『あっかんべェ一休』
 佐久間智代『狂華――日野富子物語――』 ★/☆/☆
 みなもと太郎『風雲児たち』
 森川久美『花月物語』
 湯口聖子『秋の二夜』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『明日菜の恋歌』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『七時雨』 ☆/☆/☆
 湯口聖子『北天の星』 ☆/☆/★

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●戦国時代

 元々地方に対する統制力の低かった室町幕府ですが、応仁の大乱以後はついに糾合力を失ってしまい、戦乱の時代へと突入していきます。各地に割拠する地方勢力はやがて独自の領内法(分国法)を制定、政権化していきます。
 しかし、16世紀中ごろに伝来した鉄砲による戦術の変化は、そうした地方政権同士の淘汰を急速に推し進め、織田信長・豊臣秀吉の時代を経て関ヶ原合戦という形で徳川家康のもとに収束します。


 井荻寿一/鳴海丈『伝鬼活人剣』 ☆/-/★
 池上遼一/小池一夫『信長』
 池田理代子『春日局 けふぞ火宅を』 ☆/☆/☆
 岩明均『剣の舞』 ☆/☆/☆
 上田倫子『月の吐息 愛の傷』
 内水融『戦国乱破伝サソリ』 ☆/-/★
 岡村賢二/中山健介『真田昌幸〜犬伏の別れ〜』 ☆/☆/☆
 荻野眞弓『ふうこ戦国絵巻』 ☆/☆/☆
 織田淳一/渋谷敦『丸目蔵人佐』
 河村恵利『異聞紅葉狩』 ☆/-/☆
 河村恵利『斧の柄』 ☆/☆/☆
 河村恵利『帷子の舞』 ☆/☆/☆
 河村恵利『地獄ヶ淵』 ☆/☆/☆
 河村恵利『石橋《しゃっきょう》』 ☆/☆/☆
 河村恵利『華の宴』 ☆/☆/☆
 河村恵利『花の道行』 ☆/☆/☆
 河村恵利『毛利元就―川の行方―』 ☆/☆/☆
 河村恵利『闇の華』 ☆/☆/☆
 河村恵利『宵待行列』 ★/☆/☆
 北崎拓『タイムスキップ真央ちゃん』 -/-/★
 木原敏江『花伝ツァ』 ★/-/★
 木原敏江『とりかえばや異聞』
 木原敏江『花草子』
 木村栄志/加藤香『徳川家康〜三方ヶ原の戦い〜』 ☆/☆/☆
 木村周司『柴田勝家〜瓶割り柴田〜』 ☆/☆/☆
 小島剛夕/小池一夫『織田信長』
 小島剛夕/佐々木守『天地に無想』
 小山ゆう『あずみ』
 佐藤ヒロシ『松永久秀〜孤高の梟雄〜』 ☆/☆/☆
 白土三平『忍者武芸帳』
 白土三平『忍者旋風』
 園田光慶・やまさき十三/久保田千太郎『戦国猿廻し 信長と秀吉小六』
 土山しげる/中山健介『豊臣秀吉〜金ケ崎の退き口〜』
 手塚治虫『どろろ』
 手塚治虫『火の鳥 異形篇』 ☆/-/★
 とみ新蔵/津本陽『薩南示現流』
 永井豪『伊達政宗〜独眼の竜〜』 ☆/☆/☆
 ながてゆか『TENKA FUBU信長』
 原哲夫/隆慶一郎『花の慶二』
 原哲夫/隆慶一郎『影武者徳川家康』
 原哲夫/隆慶一郎『SAKON−左近−』
 平田弘史『怪力の女』
 平田弘史『黒田・三十六計』
 ひらまつつとむ『まぶちの右近』
 緑川ヒロユキ『戦国戯れて候』
 みなもと太郎『風雲児たち』
 宮下英樹『超リアル戦国合戦譚 センゴク』
 本宮ひろ志『猛き黄金の国 道三』
 本宮ひろ志『夢幻の如く』
 森川久美『KING OF JIPANG 信長』 ☆/☆/★
 森秀樹『ムカデ戦旗』
 八洲桜斎『紅蓮の鬼若』 ☆/-/★
 弓月光『おちこぼれ忍法帖』 -/☆/★
 横山光輝/新田次郎『武田信玄』
 横山光輝/新田次郎『武田勝頼』
 横山光輝/山岡荘八『伊達政宗』
 横山光輝/山岡荘八『織田信長』
 横山光輝/山岡荘八『豊臣秀吉』
 横山光輝/山岡荘八『徳川家康』
 吉迫哲彦『可児才蔵〜笹の兵法〜』 ☆/☆/☆

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●江戸時代

 関ケ原合戦によって政権を手中にした徳川家康は征夷大将軍に就任、江戸幕府を開きます。その行為は実力者なき主家豊臣氏との確執を生みますが、両度にわたる大坂戦役によってこれを滅ぼし、政権を盤石のものとします。
 当時はまた、倭寇や南蛮貿易に象徴されるようたいへんエネルギッシュに対外貿易を展開しておりました。幕府は当初朱印船貿易という形でこれを推進しますが、これによって生じた国内金銀の海外流出と、九州地方で起きた切支丹の一揆(天草島原の乱)に危機感を覚えた幕府が寛永年間に海外政策を鎖国政策へ移行すると、シャム(今のタイ地方)のアユタヤ朝で貴族にまで叙された山田長政に象徴されるそれら本邦人の海外活動は一気に終熄してしまいます。
 しかし、政治的にはきわめて強力な体制づくりに成功した江戸幕府でしたが、社会の変化による経済構造の変化にはうまく対応することができず、武士は次第に財政難に陥っていきます。一方で、商人を中心とする市民階級は大いに繁栄、市民文化は発展し、結果として日本全体の知的水準を大きく引き上げ、明治以後の文明開化成功の要因の一つにもなりました。
 末期には帝国主義の許で膨張する西欧列強の外圧をまともに受けるようになり、政権構造の機能低下によって有効な対策を見出せなかった幕府に対する在野の不満や危機感が募り、いわゆる幕末と称される政治的動乱期を迎えます。

 江戸時代は5期に分けました。関ヶ原合戦以後寛永期あたりまでを確立期、元禄年間を中心に前期、享保期あたりを中期、化政文化の頃を後期、それと幕末期です。


○確立期

 赤石路代『AMAKUSA1637』
 池田理代子『春日局 けふぞ火宅を』 ☆/☆/☆
 石川賢/山田風太郎『柳生十兵衛死す!』
 井上雄彦/吉川英治『バガボンド』
 岩明均『雪の峠』 ☆/☆/☆
 上条明峰『SAMURAI DEEPER KYO』
 川原正敏『修羅の刻』
 河村恵利『恋ひあまりの夜』 ☆/☆/☆
 河村恵利『時雨ここちの夜』 ☆/☆/☆
 河村恵利『千秋』 ☆/☆/☆
 河村恵利『宵の寝刃』 ☆/☆/★
 河村恵利『夜わたしの橋』 ☆/☆/☆
 くろいわこーじ『浪人海都』 ☆/☆/★
 島崎譲『花影戦記 妖魔降臨
 白土三平『真田剣流』 ☆/☆/★
 白土三平『風魔』 ★/☆/★
 手塚治虫『後藤又兵衛』 ☆/☆/★
 とみ新蔵/津本陽『柳生兵庫助』
 野口賢『柳生烈風剣連也』 -/-/☆
 平田弘史『おのれらに告ぐ』 ☆/☆/★
 みなもと太郎『風雲児たち』
 本宮ひろ志『武蔵』
 山根和俊『ガンリュウ』 ☆/-/☆
 横山まさみち/宮崎惇『コミック 真田幸村―真田戦記―』
 横山光輝『伊賀の影丸』
 横山光輝/隆慶一郎『捨て童子 松平忠輝』
 ラズウェル細木『戦国酒囃〜豪傑たちの宴〜』


○前期

 石川サブロウ/土岐正造(シナリオ)『ひょぼくれ文左〜鸚鵡籠中記より〜』
 木原敏江『花の名の姫君』
 木原敏江『わたしが嫌いなお姐様』
 白土三平『カムイ伝』
 白土三平『カムイ外伝』
 みなもと太郎『風雲児たち』


○中期

 川原泉『殿様は空のお城に住んでいる』 ★/-/-
 木村栄志『雷電』
 木村栄志『RAIDEN〜二人の雷電〜』 ☆/☆/★
 さいとうたかを/池波正太郎『鬼平犯科帳』
 さいとうたかを/池波正太郎『剣客商売』
 さいとうたかを/池波正太郎『仕掛人藤枝梅安』
 坂本眞一/荒仁『にらぎ鬼王丸』
 沙村弘明『無限の住人』 ★/-/-
 ※本文中の記述から、いちおう安永四年(1775)のことであると判ります。
 みなもと太郎『風雲児たち』
 米良仁/巨椋修『新版 丹下左膳』


○後期

 石森章太郎『佐武と市捕物控』
 しりあがり寿『お笑い代官の最期』
 ジョージ秋山『浮浪雲』
 杉浦日向子『百日紅』
 高瀬理恵『公家侍秘録』 ★/☆/★
 高瀬理恵『首斬り門人帳』 ★/☆/★
 冬目景『黒鉄』 -/-/-
 ※何となく藤沢周平っぽいので江戸後期と推定しました。
(藤沢周平=江戸後期というわけではありませんが(^.^;)。
 松本零士『明日から来た影 平賀源内』
 みなもと太郎『風雲児たち』
 山岸涼子『鬼』
 山田芳裕『考える侍』 ★/☆/★


○幕末

 石川雅之『人斬り龍馬』
 市川ジュン『慶応三年のフルコース』
 伊藤鷹治『幕末風雲録 誠』
 乾良彦/宮崎克『新撰組黙示録
 岩崎陽子『無頼』
 川原正敏『修羅の刻』
 神田たけ志『土方歳三』
 木原敏江『天まであがれ!』
 きら『だんだら』
 車田正美『あかね色の風 新撰組血風記』
 黒鉄ヒロシ『新選組』
 小山ゆう/武田鉄矢『お〜い龍馬』 ☆/☆/☆
 佐久間智代『君ありてこそ――皇女和宮――』 ☆/☆/☆
 里中満智子『浅葱色の風――沖田総司』
 島崎譲『風の如く火の如く』
 しりあがり寿『幕末合唱団』
 しりあがり寿『大志な二人』
 杉浦日向子『合葬』
 手塚治虫『新選組』 ☆/☆/★
 手塚治虫『陽だまりの樹』
 原田久仁信/徳川慶朝『最後の将軍 徳川慶喜』
 ほんまりぅ/井川公彦『追手番、疾る!』
 ほんまりぅ/古山寛『飄斎日々抄 男雛の叛逆』
 松本零士『陽炎の紋章』
 水木しげる『劇画 近藤勇 星をつかみそこねる男』
 みなもと太郎『風雲児たち』
 三山のぼる/壮野睦(シナリオ)『フォトガラ屋彦馬』
 見ル野栄司『江戸無職人図』
 むつ利之『龍馬へ』
 本宮ひろ志『猛き黄金の国』 ☆/☆/☆
 盛田賢司『月明星稀 さよなら新撰組』
 森田信吾『伊庭征西日記 徳川直参の生き様と明治維新』 ☆/☆/☆
 横山まさみち『坂本龍馬』
 横山まさみち『西郷隆盛』
 和田慎二『あさぎ色の伝説』

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●近現代

 外圧という政治的緊張の中、王政復古のクーデターとそれに続く大政奉還によって政権を得た薩長連合は、太政官制度に基づいた新政府を樹立します。戊申戦役を経て一応の政治的安定を見た新政府は各種の近代化政策に着手します。その急進的改革は保守勢力の猛烈な反発に遭いますが、西南の役を最後にこれらを完全に一掃すると、国を挙げてのさらなる近代化を推し進めていきます。
 改革の成果は日露戦争という形で現れました。当時世界最強だった帝政ロシア軍を撃退した日本は、白人の帝国主義に悩む非白人勢力の勝利の象徴として大いに称揚されます。しかし、この時期の西洋文明のもつ潜在的膨張性によって、今度は日本自体が帝国主義を展開、東アジアを蚕食しました。日露戦争前に獲得していた台湾に加えて朝鮮、満州、中国本土へと矢継ぎ早に手を伸ばし、日中戦争を経て大東亜戦争に至り敗戦を迎えます。

 3期に分けました。文明開化に象徴される明治期、浪漫溢るる大正期、そして激動の昭和期です。
 ただし昭和期は、きりがないので終戦までとします。


○明治期

 川原正敏『修羅の刻』
 唐沢商会『蒸気王』 -/-/-
 木原敏江『摩利と新吾』
 しりあがり寿『エレキな春』
 杉浦日向子『ニッポニア・ニッポン』
 手塚治虫『シュマリ』
 手塚治虫『陽だまりの樹』
 福山信/白川純『オッペケペ』
 三山のぼる/壮野睦(シナリオ)『フォトガラ屋彦馬』
 むつ利之『Dr.NOGUCHI』
 本宮ひろ志『猛き黄金の国』 ☆/☆/☆
 森川久美『センチメンタル・シティ』
 安彦良和『王道の狗』
 大和和紀『ヨコハマ物語 明治篇』 ★/☆/-
 横山まさみち『西郷隆盛』
 和月伸宏『るろうに剣心』


○大正期

 いわしげ孝『まっすぐな道でさみしい―種田山頭火外伝―』
 高野文子『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』
 森川久美『思ひ出』
 森川久美『春宵曲』
 大和和紀『はいからさんが通る』


○昭和期

 宇河弘樹『妖の寄る家〜昭和霊異記I〜』 ★/-/-
 宇河弘樹『猫に憑く血〜昭和霊異記II〜』 ★/-/-
 宇河弘樹『山を魅る子〜昭和霊異記III〜』 ★/-/-
 かわぐちかいじ『ジパング』
 木内一雅/八坂考訓『青龍(ブルードラゴン)』
 三枝義浩『東京大空襲 リンゴの歌』 ☆/☆/☆
 里中満智子『積乱雲』
 里中満智子『あした輝く』
 手塚治虫『アドルフに告ぐ』 ☆/☆/★
 村上もとか『メロドラマ』 ☆/☆/★
 村上もとか『龍』
 本宮ひろ志『大いなる完』 ☆/☆/★
 安彦良和『虹色のトロツキー』
 松尾しより『エデンの桜』
 松尾しより『空と海のあいだ』
 宮代忠童『気骨の外交官 杉原千畝物語』
 森川久美『蘇州夜曲』 ★/☆/-
 森川久美『南京路に花吹雪』 ☆/☆/-
 森川久美『Shang-hai 1945』 ☆/☆/-

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