うりづん日記電腦版

<第4章 文芸うりづん>

1.マンガに見る歴史


西・中央・南アジアの作品リスト


 ヨーロッパ・アジアそしてアフリカの接点という地理環境によって古くから人の往来が盛んだったからでしょうか、西アジア地域では人類史上初めて「文明」の起こった地となりましたし、またここから興った宗教はきわめて広範囲に伝播しました。世界3大宗教の2つ(キリスト教、イスラム教)までもが同地域から発生していることは注目すべきことでしょう。
 中央アジアは、かつて東西文明の回廊的存在という歴史認識が主流でしたが、それだけではなくかなり独自の文明を有していたことも最近では明らかになってきました。遊牧民であるスキタイ人の文物はヨーロッパにかなりの影響を与えているようですし、ここから出た騎馬民族であるモンゴル人やトルコ人はいずれも壮大な大帝国を建設しました。
 南アジアはいわゆる四大文明の一つ、インダス文明の故地であるほか、世界3大宗教の残りである仏教はここから興りましたし、数字の「ゼロ」の概念もここが起源とされています。



○西アジア

 伊藤結花理「死海の帝王」(紀元前、中近東) ☆/☆/★
 長岡良子「夢解き――ヨセフの物語」(紀元前、エジプト/パレスチナ) ★/★/-
 長岡良子「エクソダス」(紀元前、エジプト/パレスチナ) ☆/-/☆
 長岡良子「黄金の地平」(紀元前、エジプト/パレスチナ) ☆/☆/★
 長岡良子「聖家族」(紀元前、エジプト/パレスチナ) ☆/☆/☆
 長岡良子「天空の神話」(紀元前、エジプト/西アジア) -/-/★
 細川智栄子「王家の紋章」(紀元前、エジプト/小アジア)
 道原かつみ「ノリ・メ・タンゲレ」(1世紀、中近東) -/-/★
 安彦良和「イエス」(1世紀、中近東)
 文月今日子「銀流沙宮殿」(3世紀、中近東) ☆/☆/☆
 長谷川哲也「アラビアンナイト」(8世紀、アラビア半島)
 長谷川哲也「アラビアンナイト」[新版](8世紀、アラビア半島) ☆/☆/☆
 森川久美「イスタンブル物語」(20世紀、オスマントルコ)
 神坂智子「T・E・ロレンス」(20世紀、中近東)

○中央アジア

 神坂智子「カラモランの大空」(13世紀、イタリア/中央アジア/東アジア)
 諏訪緑「玄奘西域記」(唐代、中央・南アジア/東アジア)
 三浦健太郎/武論尊「王狼」(13世紀、モンゴル) ☆/☆/★
 三浦健太郎/武論尊「王狼伝」(13世紀、モンゴル) ☆/☆/★
 諸星大二郎「西遊妖遠伝」(唐代、中央アジア)
 横山光輝「チンギス・ハーン」(13世紀、モンゴル)

○南アジア

 神坂智子「蒼のマハラジャ」(20世紀、インド)
 諏訪緑「玄奘西域記」(唐代、中央・南アジア/東アジア)
 手塚治虫「ブッダ」(紀元前、インド) ☆/☆/☆



リスト一覧へ